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2019年06月03日
自分で小物の写真を撮るときのコツ
プレゼン資料を作っているときに、
「実物の写真があると分かりやすいな」
「自分で写真を撮ったものを使おうかな」
なんてことありませんか?
私は、プレゼンテーションの場面で使う写真を自分で撮影することもよくあります。
それも、
・ペンやフィンガープレゼンテーションの様な小さい物
・人や車などのサイズの物
・建物や風景などの大きな物
まで、サイズは色々ありますね。
今回は、プレゼンテーション資料に挿入したい写真の被写体が、小さい物の場合、どの様に撮影すれば良いのかについて投稿します。
今日の例題は「ペン」の写真を撮影する場合とします。
ご自身が撮影したい小物に置き換えて読んで下さいね。
まず、小物を撮影する場合、気をつけて頂きたいポイントが、3点です。
・撮影するツール
・被写体の配置
・被写体の背景
まず、撮影するツールに関してです。
ツールを選択する場合には、画素数が小さい物だと写真の解像度が粗くなってしまうので、画素数が大きいものを選択します。
と言っても、聞き手が写真を見て分かれば良いというレベルなので、カメラを購入する必要はありません。
最近のスマホは高性能なので、私はもっぱらスマホで撮影しています。
次に、
・被写体の配置です。
基本的に撮影する被写体は、画面のフチに対して、平行になるよう、まっすぐに置いて、まっすぐ撮影します。
これはまっすぐ撮影したもの
◯
↓
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この様に写真のフチに対して平行になるように撮影しています。
それに対してまっすぐではないもの
×
↓
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この傾きに意味があるならいいのですが、特に意味がないならば、「なんで歪めているのか?」無駄なところに聞き手の意識が向いてしまいます。
自分で撮影するなら、基本的に被写体の配置はまっすぐにしてみて下さい。
最後に、被写体の背景です。
結論から言うと、背景は白色が良いかと思います。
実際に比較していただきます。
背景が白色
◯
↓
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背景がキーボード
×
↓
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「背景をキーボードにするわけないじゃん!!」
そう思われるかもしれませんが笑
実際に、物が色々置かれている机の上で撮影されたり、建物の内装が分かるような背景で撮影されている写真もプレゼン資料で結構見かけます。
プレゼン資料で、背景が色々見える写真を使ってしまうと、
「なんでキーボードの上にペンを置いたんだろう?」
「その横に何があるのかな?」
など、本来聞き手に示したかった「ペン」ではなく、背景に聞き手の意識が流れてしまいます。
写真を撮影して使うときには、聞き手の集中が、講師の示したい物に向かうように、
・撮影するツール
・被写体の配置
・被写体の背景
に気を付けてみて下さいね(^^)