2020年04月05日
「何でもどうぞ」は不親切な言葉
何でもご意見
おっしゃってくださいね
結構
歯科のカウンセリングでも
耳にするフレーズですね
でもこれ
実は
患者様にとっては
とても不自由な言葉なんです
↓
初診のカウンセリングで
何でもご意見
おっしゃってくださいね
医療従事者としては
聞きやすい雰囲気にしたくて
お伝えすることがありますよね
でも多くの場合
患者様からは
この様に
お返事されませんか
患者様→
なんでも、、、
ですか
それに続けて
私たち医療従事者も
医療従事者→はい
何でもどうぞ
こうお応えしたけれど、、、
会話が止まってしまう
なんてことないですか
私も結構
何でもご意見を
おっしゃってくださいね
って便利で
使っていたんですけど
会話が止まることが
よくあったんです
実は
何でもどうぞ
という言葉は
使う側には
便利な言葉ですが
伝えられた側は
何を伝えたらいいんだろう
そんな風に考えを
色々と巡らせないと
いけない言葉なんです
例えば
今の病状のことなのか
それとも
今から受ける治療に関して
何か言えばいいの
それとも
どれくらいの期間がかかるのか
見通しを聞けばいいの
本当に
多岐に渡って
患者様に
考えさせてしまう言葉が
何でも意見を
おっしゃってくださいね
という言葉です
案外
何でも
って
医療者には都合よく使える
患者様には
不自由な言葉なんです
だから、問いかけは
今ご説明した
病状について
何か分かりにくい点や
ご質問は
ありませんでしたか
何についての
質問をしたらいいのか
限定して
優しく問いかけてみて下さい
質問は何を質問するのか
相手に考えさせるのではなく
質問する側が
エスコートするように
限定して問いかける
やってみてくださいね
2024年度香川短期大学授業開始♪
2023年度香川短期大学授業開始♪
あこがれるプレゼンに近付けるように♪
FP協会香川支部継続教育研修会の講師を担当致しました♪
相手を動かすのは論破ではなくなぜそうするのか?理解を深めていただくこと♪
分かりやすく話をするために、はじめに〇〇を伝えるってすごく大切です♪
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Posted by 香西さえ at 11:00│Comments(0)
│コミュニケーション&プレゼンテーションスキル