2020年12月22日
次回の治療予定だけは、伝えてはいけない
歯科の臨床で
よく耳にするのが
次回の治療予定についての会話
例えば、、、
また
1週間後にお越しください
とか
次回も歯石を取りますね
などです
歯科医療従事者は
何気なくお伝えしている
次回の治療予定ですが、、、
私はなるべく
治療予定だけは
お伝えしない様に
しています
なぜなら
患者様の
なぜ
が解決してないからです。
↓
※写真は写真ACからのイメージです。
歯科医療の現場では
専門的なスキルや知識は
患者様にはなかなか
分かりづらいところです。
例えば
美容師さんが
ハサミをどの順番で
どの角度から入れているか
私たちには
よく分からないように
私達のスキルや知識は
患者様には分からないのです。
また髪型は
写真を見せたりすることで
完成形をイメージできるのに対して
歯の治療経過に関して
専門性が高い部分は特に
治療経過のイメージが
患者様にとっては難しいです。
もう一つ重要なのは
約1時間で
イメージ通りの髪型に仕上げてくれる
美容師さんと違って
歯科診療は治療内容によっては
一週間に一回だったり
月に一回だったり
病状に応じて
継続してご来院いただかないと
結果が伴わないことです。
だから
一週間後に来てください
とか
次回も歯石を取りますね
と次回の治療予定だけを
言われた時の
患者様の心境は
はい
と答えてくださったとしても
なんでまた
一週間後なんだろう
いつまで来ないと
いけないんだろう
歯石ってそもそも
取る必要があるのかな
よくなって
きているのかな
というように
なぜ
が一瞬よぎります。
このなぜが積み重なると
いつまで
来ないといけないんですか
そんなに何回も
歯石取る必要あるんですか
そんな風に
不安感や不信感に
つながることもあります。
だから
次回の治療予定だけを
お伝えするのは
おすすめしません。
では
どうすればいいか
患者様の
なぜ
を
毎回細かい部分まで
つぶして行くようにします。
具体的には
今お困りの部分が
どういう病状か
なぜそうなったのか
なぜ治療せねば
ならないのか
何をめざすのか
ということを
お伝えします
もし治療中の方であれば
治療によって
変化が生じたのか
という情報も
お伝えしてから
次回の治療予定を
お伝えします
つまり
なぜの解決にあわせて
次回の治療予定を
お伝えするということです
チェアタイムの最後の3分程度
次回も気持ちよく
ご来院いただけるように
患者様の
なぜ
の解決を行ってから
次回の予定を
お伝えしてみてくださいね
2024年度香川短期大学授業開始♪
2023年度香川短期大学授業開始♪
あこがれるプレゼンに近付けるように♪
FP協会香川支部継続教育研修会の講師を担当致しました♪
相手を動かすのは論破ではなくなぜそうするのか?理解を深めていただくこと♪
分かりやすく話をするために、はじめに〇〇を伝えるってすごく大切です♪
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Posted by 香西さえ at 11:00│Comments(0)
│コミュニケーション&プレゼンテーションスキル