2021年02月13日
人に伝わるものを作るために
高松市美術館で開催中の
野口哲哉展に行ってきました
パンフレットに載っていた
鎧を着た武士が
木馬に乗っている写真を見て
なにこの作品
実際に見てみたい
と思ったのがきっかけです
鎧を着た人がスマホを見たり
ピアノを弾いたりしているのが
衝撃的です
鎧と言えば戦国時代のそのもの
というイメージで
戦場を駆け抜けて
命がけで戦い
自分の君主を守る。
そんな
屈強な武士を想像します
昔の絵に残っている武士の絵は
どれも勇ましく
たくましく描かれているし
映画で再現される武士も
見た目にも
中身も屈強であるので
そう信じて疑っていませんでした。
でもこちらの作品展では
細部までこだわって作り込まれた
歩けば
ガシャンガシャンと音がしそうな
鎧を身にまとった武士が
じっと頭を抱えて
座り込んでいたりするのです。
↓
美術館で鑑賞している人のような
たたずまいであったり
表情をしているものもありました。
眠っている武士もいます
↓
ものすごく小さい武士もいました。
↓
落書きを楽しんでいる武士も
↓
お買い物帰りであろう武士
↓
スニーカーを履いて
鎧にポケットを付けている
おしゃれな武士もいました
↓
遠い昔の人であると思い
勇ましいと思い込んでいる武士も
今の私たちと同じように
感情があり
生きていたことを
不思議と感じました。
作品はどれも動きませんが
表情やたたずまいから
かもし出される雰囲気がありますね。
でね
途中には
作品が完成する前に描かれた
ラフスケッチも
展示されていました
説明文には、、、
完成するまでに
鎧も
人の体の動きもよく観察して
ラフスケッチを
何度も何度も書く
というような内容が
書かれていました
いきなりこのような
今にも動き出しそうな
武士の作品を作るわけではなく
完成形をまずは
紙に書き起こしてみる
この行程は
すごく重要だなと思います
完成形がイメージできるからこそ
昔の鎧でさえも
それを作品として再現できる
人の表情も身体の動きも
よく観察して
イメージが固まっているからこそ
今にも動き出しそうな作品に
できるのだろうな
と思うのです
でね
私はこんな精巧な
武士は作れませんが
ターゲットにあわせて
プレゼン資料は作ります
長時間のプレゼンテーションであるほど
プレゼン資料をいきなり作り出すのではなく
紙に書き出して
完成形はどうしようかな
と考えてから
パソコンで作りはじめます
闇雲に全体像が見えないままに
作りはじめると
全体の整合性が
取れなくなったりするからです
紙に書いて全体を把握するって
一見手間な作業ですが
最終的に
人に伝わるものを作るためには
すごく大切ですね
作品展は
娘もすごく楽しんでいて
やっぱり行ってみてよかったです
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FP協会香川支部継続教育研修会の講師を担当致しました♪
工夫することで内容を表すことができる♪あなたは何を伝えたいですか?
思わず〇〇してしまうような仕上がり♪プレゼン資料でも大切です
1ヵ月前でも1ヵ月後でもなくて今このタイミングを外せないもの♪
心がときめくものと出会うことは自分の引き出しの数を増やすことに繋がる♪
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Posted by 香西さえ at 11:00│Comments(0)
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