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2021年03月25日
だから言ったじゃない!!ではなく、〇〇と言おう♪
先日娘と出かけていた時のこと
小さな男の子と
お母さんが話をしているのが
耳に入ってきました
お母さん→そんなに走ったら転ぶよ
男の子→大丈夫大丈夫
といったすぐ後に
男の子が転んでしまいました
↓
※写真は写真ACからのイメージです。
娘が小さかったときにも
よくあんなことあったな
なんて懐かしく見ていました
ふと
お母さん→だから言ったじゃない
という声が聞こえてきました。
そう言って歩き出したお母さんの
後を追って行く男の子の後ろ姿は
すごくしょんぼりしていました
お母さんの言った
だから言ったじゃない
は私も娘が小さい時に
よく言っていたよなぁ
しょんぼりした男の子の後ろ姿も
何だか懐かしくて
いとおしく感じました
娘もその光景を見ていたようで
ふとこうつぶやきました
娘→転んだ上に怒られて
そりゃしょぼんとするわ
何だかこの娘の一言に
ハッとしました
私は
走ると転んでしまうことを注意した
母親の目線で考えていました。
そして忠告したことが
案の定起こって
ほら
だから言ったじゃない
という気持ちでしたが
娘は転んだ上に怒られた
男の子の気持ちを語ったのです。
そこで娘に
私→だから言ったじゃない
ではなくて
どう声をかけたらよかったと思う
と聞いてみました
すると娘はこう答えました
娘→そうやなぁ
転んで痛かったね
大丈夫
かな
これってね
コミュニケーションを取るときに大切なことが
凝縮されていると思うのです
歯科医療の現場で
このままいくと
虫歯になりますよ
このままいくと
歯周病が進行しますよ
そんな声がけで
終わってしまっていませんか
注意喚起をするときには
どうすればよいかを
教えてあげるようにしましょう
例えば先程のお母さんの例であれば
転ぶと危ないから
歩こうね
例えば歯科医療現場であれば
このままだと
歯がなくってしまう危険性があるので
こういう風に歯ブラシしてみましょう
という様に
どうすればいいかを伝えましょう
その上でもし
注意喚起した出来事が
起こってしまったら
共感してあげること
って大切だなと思います
先程のお母さんの例であれば
だから言ったじゃない
ではなく
転んで痛かったね
大丈夫
という声掛けです
歯科医療現場であれば
だから言ったじゃないですか
ではなく
お痛み大丈夫ですか
今後この様な状態をくり返さないように
一緒にケアしていきませんか
という声がけです
人は失敗した時
その失敗を通じて
同じ失敗をくり返さない様にしよう
と学習します。
だから例えばですが
大人になって革靴を履いて
走り回る人はいません
革靴の様な滑りやすい靴では
走ると危ない
と学習しているのです。
この失敗した時に
だから言ったじゃない
と言われるか
痛かったね
と共感してもらえるかで
この失敗の捉え方が変わります
だから言ったじゃない
と言われると
言われたことをできない
ダメな自分
という捉え方になります。
痛かったね
と共感してもらえると
これからこの失敗をしないためには
どうしたらいいだろうか
と考えるきっかけになります
人が失敗をした時にこそ
なんと声をかけるのか
考えるきっかけになるような
声がけができるといいなと思った
出来事でした
2024年度香川短期大学授業開始♪
2023年度香川短期大学授業開始♪
あこがれるプレゼンに近付けるように♪
FP協会香川支部継続教育研修会の講師を担当致しました♪
相手を動かすのは論破ではなくなぜそうするのか?理解を深めていただくこと♪
分かりやすく話をするために、はじめに〇〇を伝えるってすごく大切です♪
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Posted by 香西さえ at 11:00│Comments(0)
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