
2021年05月27日
理想的な状態と比較するのではなくて、〇〇の時点と比較しよう♪
娘がプランターに植えていた植物が

なにやら元気に
芽を出し始めました

どうやらヘチマのようです

↓

娘も何の種を植えたのやら
よく分かってなかったらしいのですが

↑
おいおい

毎日観察しては
また芽が出てる



葉っぱが増えた



と変化を楽しんでいます

コミュニケーションにおいても
この様に変化をよく観察することは
とても大切です

医療現場ではともすると
理想の状態と
現状を比較してしまいがちです

しかし、、、
理想の状態と現状を比較してしまうと
例えば歯科の現場であれば
歯肉が腫れていたり
歯周ポケットの深いところなど
どうしても
悪い部分に目を向けてしまうことに
つながります





そうすると
患者様へのお声がけは
ここが悪いですね

もっとこうしてください

というように
悪い部分の指摘や
こうして欲しいといったような
指示ばかりになってしまいます。
患者様の立場で考えてみると、、、
悪いところを指摘されて
指示ばかりされたら、、、
何だか
窮屈になってしまいます

あの医院に行っても
いつも悪いところばかり言われる

あれこれ指示ばっかり出される

そう感じると、、、
通院の足が遠のいてしまうことも
あるかもしれません

治って欲しくて伝えた言葉ですが
結果として
通院の足が遠のく、、、
それでは本末転倒ですね。
そこで
患者様を治癒に導き
継続してご来院いただくためにも
必ず変化を観察するようにしましょう

変化とは

初診で来られた時点の
主訴をおっしゃっていた頃から
どの様に変化したか
改善してきたかを
観察するということです

患者様はお痛みがあったり
腫れたりして来られることが
ほとんどですよね

その初診の状態からの変化をたどれば
必ず改善したところが見つかります

そうすると患者様には
ここが良くなってますね

がんばってくださっているんですね

と励ましの言葉を
お伝えすることができます

患者様の立場で考えると
励まされたら
またがんばろう

ほめてもらえるなら
また行こうかな

というような
気持ちになりませんか



是非比較は
未来との比較ではなく
過去からの改善した変化を
しっかり観察なさってくださいね

Posted by 香西さえ at 11:00│Comments(0)
│コミュニケーション&プレゼンテーションスキル